災害用マンホールの存在

公開日:2017年07月31日 / カテゴリー:ナカタの知恵袋, 耐震日記

神戸支店の河口です。

みなさん、早速ですが、災害用マンホールってご存知ですか?

普段、道路などにあるマンホールなどを凝視する人は多くないと思います。(マンホールは各都道府県、市町村によってマンホール蓋のデザインが違いますので、趣味で写真を撮られる方がいらっしゃるとの事です。)

その中でも、マンホールの蓋に「災害用 トイレ」「災」と記載があるマンホール蓋が存在します。

 

こちらが大阪市のトイレ対応マンホール。

 

 

こちらが東京都のデザイン。いくつも並んでいます。

 

このマンホールトイレは現在、全国で約20000万基存在します。
この災害用マンホールは、震災や災害時にトイレの水が流れない、使えない時に使われます。

災害時は避難場所に多くの人が集まり、断水状態で用を足さなくてはならない為、衛生面・精神面からの二次的・三次的な問題が生じていました。

その為阪神大震災の後から災害用マンホールの普及が急速に伸びていったみたいです。主に大都市を中心とした地域に設置がされており、国も設置に補助金も出しています。
災害用マンホールトイレの仕組みは、予め所定の場所に仮設水洗トイレ用の下水道管を布設しておき、災害時にその下水道管に設置されたマンホール上部へ仮設トイレを組立、設置します。下水道に汚物を直接流します。これによりくみ取りが必要なく、クリーンなトイレが保つ事が出来ます。


この災害用マンホールは、主に小・中学校や市役所など、災害時に人が多数集まって来る場所に設置されてます。
設置の方法は、貯留型幹線通過型(←文字クリックで解説画像へ)があります。

 

東日本大震災時、宮城県東松島市で使用。

 

熊本地震の避難所での使用。

 
ちなみに私が住む神戸市は60ヶ所に300基が設置済みとの事でした。
皆さんがお住まいの地域にはどこに設置されているか、一度はお調べされてみてはと思います。

※参考資料:国土交通省「マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン」

対応エリア

大阪市

大阪市旭区、大阪市阿倍野区、大阪市生野区、大阪市北区、大阪市此花区、大阪市城東区、大阪市住之江区、大阪市住吉区、大阪市大正区、大阪市中央区、大阪市鶴見区、大阪市天王寺 区、大阪市浪速区、大阪市西区、大阪市西成区、大阪市西淀川区、大阪市東住吉区、大阪市東成区、大阪市東淀川区、大阪市平野区、大阪市福島区、大阪市港区、大阪市都島区、大阪市淀川区

大阪府

能勢町、豊能町、池田市、箕面市、茨木市、高槻市、島本町、豊中市、吹田市、摂津市、枚方市、交野市、寝屋川市、守口市、門真市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市、堺市、和泉市、高石市、泉大津市、忠岡町、岸和田市、貝塚市、熊取町、泉佐野市、田尻町、泉南市、阪南市、岬町、松原市、羽曳野市、藤井寺市、太子町、河南町、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、河内長野市

兵庫県

神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、三木市、小野市、加西市、加東市

京都府

京都市西京区、京都市伏見区、京都市南区、京都市山科区、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、精華町

奈良県

奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、山添村、平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、田原本町、高取町、明日香村、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、大淀町

滋賀県

大津市、草津市、守山市、栗東市、野洲市、甲賀市、湖南市、東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町、彦根市、愛荘町

和歌山県

和歌山市、岩出市、紀の川市、橋本市、海南市、かつらぎ町

三重県西部

名張市、伊賀市