こんにちは、診断士の森本です。
先週は台風18号の影響で日本各地で土砂災害や川の氾濫の被害が出てしまい私の住む地域も避難勧告が出ていました。
 災害はいつ来るかわかりませんが備えは必要と改めて認識させられました。
いきなりですがが先日診断をさせて頂いた時にお家の方から聞いた事がすごく気になったので書かせて頂きます。
そのお家は木造の戸建て住宅なのですが4年程前にタイルの浴室からユニットタイプの浴室に全面改修をされていました。
 某メーカーさんのユニットバスで見た目も良く結構な費用がかかったそうです。
 私も今までに何度も浴室工事を担当しましたが問題なく思いました。
 唯、お家の方いわく工事前より狭くなったとの事でした。
 ユニットバスは元々浴室があったところに組み立てて行くので狭くなる事は多いのですが
 診断を進めていくとある事に気づいたのです。
それは以前の浴室のタイル壁を解体せずそのまま残しその内側にユニットバスを組み立てているということでした。
 その工法はよくあることですので、お家の方にお伝えしたところビックリされていました。
 なぜかというとお家の方は工事の時に出来るだけ広くして欲しいと業者さんにお願いされたそうですが出来ないと言われたそうです。
 タイルを解体してからの施工であればもう少し大きなタイプの浴室を入れる事が出来たのです。
 広くどころかもともとよりも浴室の幅が30cm以上小さくなってしまい窮屈さを感じていらっしゃるようでショックというよりむしろ怒っていらっしゃいました。
 解体をせずに施工すれば費用的にも安くすることが出来ます。
 が住まれている方のニーズに合わせた工事が一番大事と思いました。
今回は文字ばかりの日記となってしまいましたので以前担当させて頂いた浴室工事の写真です。
元々の浴室
 
 解体
 
 
 工事後
 
 浴室の大きさは工事前と変わりませんが浴槽はかなり大きくなりました。
 色、仕様、オプションは御家族全員参加で打ち合わせさせて頂きました。
