自然は常に想定を超えてくる

公開日:2016年05月15日 / カテゴリー:耐震日記

4月14日に発生した熊本県の大地震から1か月が経ちました。

今回の地震は異例な地震とされてまして、最大震度7という大型地震が連続して起こるというのは、過去に例を見ないものでした。

そのあとも震度3以上は360回以上も起こっており、現地の方は今でも不安な毎日を送られていると思います。

また、我々診断士も驚いたのですが、家屋被害は、建築基準法が改正された昭和56年以前に建築された古い木造家屋に集中したのですが、一方で、震度7を2回観測した益城町では、耐震基準がさらに強化された平成12年6月以降に建てられたと見られる住宅の全壊もあったと報じられたのです。

同法の耐震基準は、震度6強~7の揺れでも倒壊しない水準を求められていたのですが、強い揺れに2度襲われることは想定されていなかったため、倒壊してしまったのではないかと言われています。

とにかくこの「想定外」というのは、自然災害ではよく言われます。

21年前に起きた阪神大震災では、住宅密集地に襲い掛かる直下型地震。二次災害の火災で多くの家屋が全焼しました。また、キラーパルスと呼ばれる木造建物の倒壊が出やすい1~2秒周期の揺れが非常に強い地震でした。

また5年前に起きた東日本大震災では、地震から誘発した津波で多くの建物が流されてしまいました。原発の事故も重なって、今でも大きな問題として残っています。

いつ起こるか分からない地震ですが、明日は我が身。

その来るべき日に、どれだけの減災が出来るのか。そういう気持ちで日々、活動しなけばなりません。

160519_1

がんばれ熊本

 

 

対応エリア

大阪市

大阪市旭区、大阪市阿倍野区、大阪市生野区、大阪市北区、大阪市此花区、大阪市城東区、大阪市住之江区、大阪市住吉区、大阪市大正区、大阪市中央区、大阪市鶴見区、大阪市天王寺 区、大阪市浪速区、大阪市西区、大阪市西成区、大阪市西淀川区、大阪市東住吉区、大阪市東成区、大阪市東淀川区、大阪市平野区、大阪市福島区、大阪市港区、大阪市都島区、大阪市淀川区

大阪府

能勢町、豊能町、池田市、箕面市、茨木市、高槻市、島本町、豊中市、吹田市、摂津市、枚方市、交野市、寝屋川市、守口市、門真市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市、堺市、和泉市、高石市、泉大津市、忠岡町、岸和田市、貝塚市、熊取町、泉佐野市、田尻町、泉南市、阪南市、岬町、松原市、羽曳野市、藤井寺市、太子町、河南町、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、河内長野市

兵庫県

神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、福崎町、姫路市、三木市、小野市、加西市、加東市

京都府

京都市西京区、京都市伏見区、京都市南区、京都市山科区、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、精華町

奈良県

奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、山添村、平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、田原本町、高取町、明日香村、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、大淀町

滋賀県

大津市、草津市、守山市、栗東市、野洲市、甲賀市、湖南市、東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町、彦根市、愛荘町

和歌山県

和歌山市、岩出市、紀の川市、橋本市、海南市、かつらぎ町

三重県西部

名張市、伊賀市