こんにちは。朝晩の冷え込みと花粉に悩まされております。
お鍋の美味しい季節になりましたね。キムチ鍋大好きなダイエット診断士の近藤です。
今回は大阪市の補助を利用した工事が終わりましたのでその時の様子を。
大阪市では現在空き家のお家を有効に使っていこうという事で「空家利活用改修補助事業」の制度がありまして改修して今後住んでいかれる場合には最大75万円の補助金が出ます。(子ども食堂や高齢者サロンといった地域まちづくりに資する改修工事を行い空家を利活用するものに関しては最大300万円の補助が出ます)
これは耐震改修工事で貰える100万円の補助金と併用できるので、現在空き家になっているお家を改修して住みたいとお考えの方は是非活用して頂きたい制度です。
大阪市にお住まいの娘様のK様邸。
以前はお母様のY様がお住まいでしたが、Y様は別の物件に引っ越しされた為、現在は空き家です。
K様も家賃を払いながら今の所に住むよりは、職場も近くなるし改修して住んでいこうかという話になりました。
屋根裏等の木材の状態もよくピカピカです。(^^)v
耐震改修の工事をしていく上で真っ先に話にあがるのが屋根の軽量化です。
K様邸の屋根も昔ながらの土葺き瓦。
頭が重たい建物は地震が来たときに倒壊する可能性が高くなるので屋根を軽量化していきます。最近の新築を見て頂ければわかると思いますが屋根が軽くなっている家がほとんどです。屋根を葺き替える時には軽い屋根に替える事をお勧めします。
瓦をめくると土がたくさん出て来ますので撤去します。
構造用合板で屋根の下地を作ります。
下地を作った後に防水のシートを張っていきます。
防水シートを張り終わったらガルバリウム鋼板の金属屋根を乗せていきます。
軽くて強い金属屋根です
能登の地震でも土葺き瓦の屋根のお家が被害を受けている映像がテレビで流れていましたね。地震対策には屋根の軽量化が効果抜群です。
今回は耐震改修工事を行うのに大阪市の100万円の補助金を利用したのですが、大阪市ではさらに現在空き家になっているお家を利活用するお家に対して追加の補助金を使う事ができます。
補助を受け取る為の条件は色々ありますが、今回は高断熱浴槽の項目を利用した浴室の入れ替え、高効率給湯器の設置、節水型トイレへの入れ替えで最大の75万を利用させていただきました。
★施工前の浴室
☆施工後の浴室
★施工前のトイレ
☆施工後のトイレ
★施工前の洗面所
☆施工後の洗面所
空き家のお家に住む場合は水まわりを入れ替えされるケースが多いです。
★施工前キッチン
☆施工後キッチン
今回の工事でもキッチンの入れ替えも行ったのですが!!!!!!!!!
実は壁の中には耐震部材も施工させて頂いているんですね
キッチンを外したり、壁を壊したりするのでリフォームと耐震はまとめてすると工事が二重にならないのでお得です。
★施工前和室
☆施工後和室
クロスを貼ったり、畳も入れ替えて完成です。
今回は大阪市の制度を利用して175万の補助を使う事ができました。
補助制度は各市町村によって内容も金額も変わります。
お家の事でご相談ありましたら弊社までご連絡下さい。
K様、Y様、この度はありがとうございました。また何かありましたらご連絡下さい。