こんにちわ。暖かくなったのも束の間。関西では早くも梅雨入りが宣言されました。
全く体重が減らないダイエット診断士の近藤です。
今年1件目の耐震改修工事が終わりましたのでご報告を。
各市町村ではほとんどの所で新年度が始まって4月の頭から補助金の申請を受け付けが開始されます。すぐに申請して約1ヶ月。許可がおりてはじめて工事に着手できるのです。
大阪市のN様邸。元々お施主様のご実家で、現在は空き家です。
お施主様はマンションにお住まいですが、この度耐震リフォームをして戻って来たいとの事で工事をする事になりました。
耐震工事で大きなポイントになってくるのが屋根の重さです。
昭和に建てられた建物の多くは土を乗せて瓦を乗せる「土葺き瓦」が主流です。
阪神淡路大震災で、多くの土葺き瓦のお家が倒壊しました。
最近の新築のお家の屋根を見てみると、ほとんどのお家がスレート屋根や金属屋根になっています。
頭が軽ければ軽いほど地震の時に被害を受けにくいのです。
外壁も色々な箇所でヒビ割れ、劣化が見られましたので、外壁の塗装も併せて行います。
屋根工事は瓦と土を降ろした後に下地を作っていきます
防水シートを乗せて屋根材を乗せていきます。
外壁工事は左官の職人さんでまずヒビ割れを直していきます。
左官補修をした後にこのまま塗装してしまうと跡が目立つので塗装の職人さんで模様合わせをしていきます。
周りの柄に合わせて塗料を乗せていきます。
下塗り、中塗り、上塗りと重ねて
施工前から
↓
施工後・・・キレイになりました^^
↑施工前
外壁も以前住んでいた頃から全く塗装されていなかったとの事ですがお客様に選んで頂いた色も周りのお家と馴染んでキレイに仕上がりました
↑施工後
屋根も以前の重たかった土葺きの瓦から
すっきりしたスレート瓦に変わりました
壁の補強工事でポイントになったのが、既存の窓部分への補強でした
一階車庫の奥にある大きな掃き出し窓
耐震補強をする時にお家のバランスを整える為にコノ部分を補強しなければならなかったのです。
掃き出しの窓がついたままでは補強できないので腰高の窓にサッシを入れ替える為に解体します。
新しいサッシを入れていきます
サッシの入れ替えが終わったら補強部材を取り付けていきます
クロスを貼る為の下地を張って
クロスで仕上げます
補強した壁の外側の部分は
↑大工の職人さんに下地を張ってもらった後に
↑左官の職人さんが補修していきます
↑次は塗装の職人さんで模様合わせをして
↑色を乗せて終了です
それぞれの専門の職人さん達の併せ技ですね^^v
今年度1件目の大阪市の補助金100万円を利用した耐震改修工事が無事終わりました
耐震診断、耐震設計の補助金も併せると115万円を大阪市さんから頂く事ができました。
各市町村さんによって補助金額、貰える条件等は違いますので、わからない事があればいつでも㈱ナカタまでお問い合わせ下さい。
N様、この度はありがとうございました。
また何かありましたいつでもご連絡下さい。